平成28年3月期 決算短信[日本基準](連結)
平成28年5月6日 上場取引所 東証一部 上 場 会 社 名 帝人株式会社
コ ー ド 番 号 3401 URL http://www.teijin.co.jp/ 代 表 者 代表取締役社長執行役員 鈴木 純
問 合 せ 先 責 任 者 財務・IR部長 池田 正宏 TEL (03)3506-4395
定 時 株 主 総 会 開 催 予 定 日 平成28年6月22日 配当支払開始予定日 平成28年6月1日 有価証券報告書提出予定日 平成28年6月22日
決算補足説明資料作成の有無 :有
決算説明会開催の有無 :有(アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満切捨て) 1.平成28年3月期の連結業績(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
28年3月期 790,748 0.6 67,130 71.7 60,316 42.3 31,090 ― 27年3月期 786,171 0.2 39,086 116.2 42,378 113.1 △8,086 ― (注)包括利益 28年3月期 15,799百万円(161.8%) 27年3月期 6,033百万円(△54.4%)
1株当たり当期純利益 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益
自己資本 当期純利益率
総資産 経常利益率
売上高 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
28年3月期 31.63 28.68 10.6 7.3 8.5
27年3月期 △8.23 ― △2.8 5.3 5.0
(参考)持分法投資損益 28年3月期 △2,943百万円 27年3月期 2,435百万円 (2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
28年3月期 823,429 314,412 36.4 305.23
27年3月期 823,694 303,635 34.9 292.09
(参考)自己資本 28年3月期 300,112百万円 27年3月期 287,074百万円 (3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による キャッシュ・フロー
投資活動による キャッシュ・フロー
財務活動による キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
28年3月期 80,640 △40,322 △8,316 100,955
27年3月期 76,030 △49,624 10,393 70,561
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当率
第1四半期末第2四半期末第3四半期末 期末 合計 (年間) (連結) (連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
27年3月期 ― 2.00 ― 2.00 4.00 3,930 ― 1.4 28年3月期 ― 3.00 ― 4.00 7.00 6,881 22.1 2.3 29年3月期
(予想) ― 5.00 ― 5.00 10.00 27.3
3.平成29年3月期の連結業績予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、第2四半期連結累計期間は対前年同四半期増減率) 売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益 1株当たり当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期連結累計期間 370,000 △5.6 24,000 △32.1 24,000 △33.0 14,000 △42.8 14.24 通 期 775,000 △2.0 58,000 △13.6 58,000 △3.8 36,000 15.8 36.62
4.その他
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) :無 (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :有
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、19ページ「(5)連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更等)」をご覧ください。 (3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 28年3月期 984,758,665株 27年3月期 984,758,665株
② 期末自己株式数 28年3月期 1,530,571株 27年3月期 1,925,911株
③ 期中平均株式数 28年3月期 982,948,899株 27年3月期 982,749,176株 (注)1株当たり当期純利益(連結)の算定の基礎となる株式数については、25ページ「1株当たり情報」をご覧くだ さい。
(参考)個別業績の概要
1.平成28年3月期の個別業績(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
28年3月期 142,173 △2.8 17,207 56.9 25,532 22.5 11,490 ― 27年3月期 146,305 △12.8 10,970 236.4 20,837 30.1 △4,776 ―
1株当たり当期純利益 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
28年3月期 11.69 10.58
27年3月期 △4.86 ―
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
28年3月期 534,202 238,023 44.4 241.31
27年3月期 517,276 237,897 45.8 241.24
(参考)自己資本 28年3月期 237,259百万円 27年3月期 237,095百万円
※監査手続きの実施状況に関する表示
この決算短信は、金融商品取引法に基づく監査手続きの対象外であり、この決算短信の開示時点において、金融商品 取引法に基づく連結財務諸表の監査手続きは終了していません。
※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断 する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は 様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたっての注意 事項等については、5ページ「1.経営成績(1)経営成績に関する分析 3)次期の見通し」をご覧ください。
【添付資料】
添付資料の目次
1.経営成績 ……… P. 2
(1)経営成績に関する分析 ……… P. 2
(2)財政状態に関する分析 ……… P. 6
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……… P. 7
(4)事業等のリスク ……… P. 7 2.企業集団の状況 ……… P. 8 3.経営方針 ……… P. 10
(1)会社の経営の基本方針 ……… P. 10
(2)目標とする経営指標 ……… P. 10
(3)対処すべき課題 ……… P. 10 4.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……… P. 11 5.連結財務諸表 ……… P. 12
(1)連結貸借対照表 ……… P. 12
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……… P. 14 連結損益計算書 ……… P. 14 連結包括利益計算書 ……… P. 15
(3)連結株主資本等変動計算書 ……… P. 16
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……… P. 18
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……… P. 19
(継続企業の前提に関する注記) ……… P. 19
(会計方針の変更等) ……… P. 19
(会計上の見積りの変更) ……… P. 19
(表示方法の変更) ……… P. 19
(連結損益計算書関係) ……… P. 20
(連結キャッシュ・フロー計算書関係) ……… P. 20
(セグメント情報等) ……… P. 21
(1株当たり情報) ……… P. 25
(重要な後発事象) ……… P. 25 6.補足情報 ……… P. 26
(1)業績推移 ……… P. 26
(2)投入資源(連結) ……… P. 26
(3)有利子負債・金融収支(連結) ……… P. 26
(4)従業員数(連結) ……… P. 27
(5)為替レート ……… P. 27
(6)主要医薬品売上高 ……… P. 27
(7)医薬品開発状況 ……… P. 27
1.経営成績
(1)経営成績に関する分析 1)当期の経営成績:
当期の世界経済は、米国を中心とした底堅い先進国景気が全体を下支えしたものの、中国ほか新興国・資源国におけ る景気の減速基調が継続する中で、世界的に景気の停滞感が強まりました。また国内景気の回復も、輸出や個人消費の 伸び悩み等を背景に緩慢なものとなりました。
このような状況のもと、帝人グループの当期の連結決算(累計)は、売上高としては樹脂シンガポール工場の生産停 止に伴う減収影響があったものの、製品事業やヘルスケア事業等の増収により前年同期比0.6%増の7,907億円となりま した。営業利益は、素材事業が原燃料価格の低下や、構造改革効果により大幅増益となったことに加え、ヘルスケア事 業も主力製品・サービスが堅調に推移したことから、前年同期比280億円増加し671億円(前年同期比71.7%増)となり ました。
一方、経常利益は持分法による投資損失(関連会社出資金の評価損失等)があったものの、同179億円増の603億円
(同42.3%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失の減少等もあり同392億円増の311億円と なりました。また1株当たり当期純利益は31円63銭(同39円86銭増)となりました。
2)事業別業績概況
①高機能繊維・複合材料事業:売上高1,330億円、営業利益185億円
◆高機能繊維分野:自動車関連用途が堅調に推移
アラミド繊維では、パラアラミド繊維「トワロン」が欧州のタイヤ向け等自動車関連用途向けの販売を順調に拡大 し、また防弾用途でも販売が回復傾向となりました。反面、ユニフォーム用途や光ファイバー用途向けは低調な推移と なりました。パラアラミド繊維「テクノーラ」は、国内の自動車関連用途と海外のインフラ関連用途向け販売が好調に 推移し、収益も大きく改善しました。「テクノーラ」については、優れた耐疲労性、耐薬品性等が評価され、より過酷 な条件下での用途拡大が進んでおり、生産もフル稼働の状況が続いているため、製糸工程の増設等により、生産能力を 約10%増強することを本年3月に決定しました。
このような環境のもと、優れた熱防護性と安定した染色性を持つ新規メタアラミド繊維「Teijinconex neo」につい て、昨年8月よりタイ新工場での生産・販売を開始しており、難燃規制・環境規制強化を背景に高い成長が見込まれる アジア・新興国での同素材の事業拡大を図っています。
ポリエステル繊維は、タイ子会社では同国内での自動車関連用途の販売が伸び悩みましたが、一方衛材・詰綿等の販 売が堅調に推移し、加えて原料価格低下やその他コストダウンの寄与もあり、収益は底堅く推移しました。日本国内で も自動車関連用途の販売は盛り上がりを欠きましたが、需要の堅調な水処理用RO膜支持体向け等の増販やコストダウ ンにより、収益確保を図っています。また、将来の更なる競争力強化に向けて、国内生産体制の再編とタイ子会社への 生産移管を推進しています。
◆炭素繊維・複合材料分野:航空機・一般産業用途向けが順調、新商品開発と川下展開加速
炭素繊維「テナックス」は、航空機メーカー各社からの好調な受注を受け、航空機用途向けの販売が順調に推移しま した。その他の用途では、一般産業用途の販売は堅調でしたが、アジア地域におけるスポーツ・レジャー用途は昨年央 より需給バランスが軟化しました。耐炎繊維「パイロメックス」の販売は、航空機のブレーキ材向け等の需要好調を背 景に堅調に推移しました。また一昨年秋から続く原燃料価格の低下も収益の押し上げに寄与しました。
このような状況のもと、航空機や自動車用途において求められる高強度と高弾性率を両立した新しい炭素繊維「テナ ックスXMS32」や、熱可塑性樹脂を使用した難燃かつ高強度・高剛性の織物プリプレグ等、新商品開発を加速していま す。鉄道車両分野では、川崎重工業㈱が開発した新世代台車「efWING(イーエフ ウィング)」に搭載する炭素繊維強 化プラスチック(CFRP)製バネを同社と共同開発し、同社への供給を開始しました。加えて、高収益・高成長分野 での事業拡大に向け、ダウンストリームビジネスへの展開の一環として、欧州において高機能成形機を導入し、プリフ ォームの自動製造プロセスと組み合わせてCFRPの一貫生産体制の構築を図りました。
また、量産車構造部材等への適用を目指す熱可塑性CFRP「Sereebo」についても、ゼネラルモーターズほかの自 動車メーカーと商業化に向けた取り組みを引き続き推進しています。なお、新工場の建設に向けて、米国内で土地の取 得手続きを実施しています。
②電子材料・化成品事業:売上高1,637億円、営業利益223億円
◆樹脂分野:シンガポール生産子会社の生産を停止、高付加価値分野へのシフトに注力
主力のポリカーボネート樹脂「パンライト」、「マルチロン」は、主原料価格の低下に加え、従来から進めてきた構 造改革効果の発現もあり、収益は前年比大幅に改善しました。また、昨年12月にはシンガポール子会社の生産を予定通 り停止し、生産能力の適正化を通じて稼働率の向上・販売構成の改善と固定費圧縮を図り、安定的に収益を計上できる 体制を構築しました。今後は、従来からの強みであった事務機器・エレクトロニクス分野に加えて、自動車、インフ
ラ、住設、医療といった成長分野をターゲットとして、帝人グループが保有する高機能繊維(アラミド繊維、炭素繊 維)や共重合ポリマー、韓国SKケミカル社との合弁会社INITZ Co., Ltd.において量産を開始するスーパーエンプラP PS(ポリフェニレンサルファイド)等を活用し、コンパウンド品を中心とした製品のラインナップを拡充していきま す。同時に成長分野において、付加価値の高い材料・部材・サービスを通じたソリューションを提供するための開発・ マーケティング活動を一層強化して、収益力の向上を図ります。
機能樹脂のPEN(ポリエチレンナフタレート)樹脂は堅調に推移し、耐薬品性、耐ガスバリア性等の特長を活かし た用途展開に一層注力しています。また難燃剤についても安定的に収益を確保している既存ラインナップに加え、ポリ エステル繊維等への難燃性と着色性の付与を強みとする新たなリン系製品を開発する等、スペックインに向けた活動を 強化しています。
樹脂加工品では、ポリカーボネート樹脂を使用した液晶用ならびに3Dメガネ用の位相差フィルムに加えて、スマー トフォン・タブレット向け有機ELディスプレー(OLED)反射防止用の逆波長分散フィルムが堅調に推移しまし た。また、透明導電性ポリカーボネートフィルム「エレクリア」は中国向けのスマートフォン・タブレット用途が伸び 悩んだものの、カーナビ、プリンター及びゲーム機等のタッチパネル用途向けが好調でした。
◆フィルム分野:構造改革による国内生産拠点集約を推進し、コスト競争力を強化
液晶TV向け反射板用途では中国メーカーの台頭により数量・価格ともに競争が激化しており、飲料缶ほかの特殊包 装用途でも需要が低調に推移し、苦戦を強いられました。一方、スマートフォン等の関連部材であるMLCC(積層セ ラミックコンデンサ)等の工程用離型フィルム「Purex」の販売は堅調に推移し、加えて、原油価格下落に伴う原燃料 コストの低下や現在進めている構造改革等に伴うコストダウン効果が寄与したことから、損益面では前年比改善しまし た。現在、平成28年度に予定している国内生産拠点の宇都宮事業所への集約に向けて、生産銘柄の統廃合や高付加価値 用途への特化を進めつつ、難燃フィルム等の新規開発品の販売拡大を図っており、今後は市場起点のマーケティング・ 開発の促進による高機能フィルムの新規開発に更に注力していきます。
海外拠点は、中国では市況が低調に推移する中、販売量、価格ともに厳しい競争環境が継続していますが、欧米では 包装用途や太陽電池等の販売が比較的堅調に推移しました。
なお、同事業を取り巻く環境が一段と厳しさを増している状況に鑑み、第3四半期において、国内事業に係る固定資 産について、減損処理を実施しました。
③ヘルスケア事業:売上高1,475億円、営業利益288億円
◆医薬品分野:高尿酸血症・痛風治療剤の販売が順調に拡大
国内医薬品事業は、新薬群の高尿酸血症・痛風治療剤「フェブリク錠」や、先端巨大症治療剤「ソマチュリン*1」の 販売が引き続き順調に拡大しました。一方、後発品の伸長に伴い長期収載品は厳しい事業環境が続いています。そのよ うな中で、骨粗鬆症治療剤「ボナロン*2」では経口ゼリー剤や点滴静注剤といった剤形追加品の販売が堅調に推移して います。昨年7月には1日1回の服用で効果が持続し、小型の錠剤である徐放性気道潤滑去痰剤「ムコソルバンL錠 45mg」を発売しました。これら剤形追加品により、幅広い治療選択肢を患者さんに提供していきます。また、本年1月 より経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコアテープ」を大正富山医薬品㈱との共同で販売開始しました。
海外での高尿酸血症・痛風治療剤の販売も順調に拡大しています。現在、販売提携国と地域は117に達しており、そ の内日本を含め57の国と地域で販売していますが、残りの国・地域においても、順次販売承認を取得して更なる拡大を 図っていきます。
研究開発においては、昨年4月に、新規高尿酸血症・痛風治療剤として「TMX-049」の第1相臨床試験に着手しまし た。また「フェブリク錠」のがん化学療法に伴う高尿酸血症への適応拡大プロジェクトとして開発中の「TMX-67TLS」 について、同年7月厚生労働省に対し承認申請を行いました。更に、同年9月にはペプチドリーム㈱との共同研究開発 契約を締結し、これまで創薬の対象から除外されてきた様々な創薬標的*3に対して、特殊環状ペプチドの医薬品化に取 り組むことで、医療ニーズの高い疾患に対する革新的医薬品の創製を目指しています。そのほか、中国でアステラス製 薬(中国)有限公司と共同開発中の痛風・高尿酸血症治療剤「TMX-67」(一般名:フェブキソスタット)について、同 年11月に中国国家食品薬品監督管理局に承認申請を行いました。また、本年1月に英国シグマタウ社が創製したADA 欠損症治療薬「EZN-2279」(国内開発コード;STM-279)の臨床開発に着手し、同年3月には厚生労働省より希少疾病 用医薬品の指定を取得しました。
なお、静注用人免疫グロブリン製剤「献血ベニロン‐I」につきましては、製造販売元の化学及血清療法研究所(以 下「化血研」)が厚生労働省より、昨年来出荷停止等の指導を受けていましたが、化血研において承認書と製造実態と の不整合解消が進んでおり、本年3月に一部変更承認が得られました。当社としましては、医療現場への供給責任を果 たすことに全力で取り組んでいきます。
*1 ソマチュリン®/Somatuline®は、Ipsen Pharmaの登録商標です。
*2 ボナロン®/Bonalon®はMerck Sharp & Dohme Corp.の登録商標です。
*3 創薬標的: 疾患の原因と深く関連する分子。これを制御すると疾患治療につながる。
◆在宅医療分野:高水準のレンタル台数を維持・拡大
在宅医療事業では、国内外で40万人以上の患者さんにサービスを提供しています。主力の在宅酸素療法(HOT)用 酸素濃縮装置は、新機種「ハイサンソ5S」、「ハイサンソポータブルα」の投入効果もあり、高水準のレンタル台数を 堅調に維持しました。今後は本年3月に上市した携帯型酸素濃縮器「ハイサンソポータブルαⅡ」の積極展開により、 レンタル台数の更なる拡大を目指します。睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療器は、携帯電話網を活用して治療状況を モニタリングする「ネムリンク」の訴求効果や、睡眠検査装置「SAS2100」の活用によるSAS患者の顕在化により、 レンタル台数を順調に伸ばしました。今後は本年1月に上市した、ネムリンクの機能と加湿器を内蔵した新機種「スリ ープメイト10」の積極展開により、レンタル台数の更なる拡大を目指します。また、福岡市と大阪市に設置したコール センターを活用し、患者さんのサポート体制の強化を図っています。
一方、発展戦略の一環として、昨年9月より販売を開始した患者情報共有システム「バイタルリンク」は、地域包括 ケアの軸となる施設等を中心に営業活動を行い、事業展開を図っています。また、大阪大学等との産学連携で開発した 磁気による刺激装置の治験器を用いた医師主導による難治性神経障害性疼痛治験は、昨年12月の大阪大学医学部附属病 院の治験開始に続いて、そのほか複数の病院においても治験が開始されました。更に、平成25年度に上市した脳卒中後 遺障害等の歩行機能回復用の電気による刺激装置「ウォークエイド」についても、首都圏の医療機関等から順次エリア を拡大して事業展開を進めています。
海外では、現在米国・スペイン及び韓国においてサービスを展開しています。米国では、医療制度改革に伴い保険価 格が大幅に引き下げられる等、厳しい事業環境が継続していますが、営業所の統廃合・人員削減といった収益改善策を 進めています。
④製品事業:売上高2,709億円、営業利益53億円
◆衣料繊維分野:自社素材を強みに海外グローバルブランドとの取り組みを拡大
スポーツ衣料分野では、基幹素材「デルタ」を軸とする高機能素材による海外グローバルブランドとの取り組みが拡 大し、国内向け販売もアセアンでのOEMを活用した素材縫製一貫の取り組みにより好調に推移しました。一方ユニフ ォーム分野では、天候不順による顧客の販売不振・在庫調整の影響により苦戦を強いられました。また原糸販売は差別 化品の販売が好調に推移し、テキスタイル販売では、中東での新規市場向けが伸長しました。
衣料製品は、主力となるアパレルOEM事業において、円安と海外生産のコストアップによる採算圧迫に加えて、衣 料品の消費減退、天候不順による秋冬物の販売不振により苦戦を強いられました。その中で、ベトナム・ミャンマーを 中心に、生産管理体制の見直しをはじめとした生産基盤の拡充を推し進め、受注対応力の強化を図りました。また、帝 人フロンティア総合展示会(東京)の開催や「プルミエール・ヴィジョン展」(パリ)への出展により、当社戦略素材
「ソロテックス」をはじめとする独自素材をベースにした衣料製品の企画提案を積極的に行い、ビジネス拡大を図りま した。
◆産業資材分野:自動車関連資材の販売が堅調、機能素材の輸出販売が好調
工繊・車輛資材分野では、主力のタイヤコードにおいて高機能タイヤ向けが堅調に推移、ホース・ベルト等自動車用 ゴム資材も総じて安定的に推移しました。またエアバッグは、年度後半にはフル稼働・フル販売となっており、更なる 増産を予定しています。シートカバー等の車輌用付属品については低調な状況が続きましたが、車輌用内装材は主力車 種への採用等により総じて安定的に推移しました。
繊維資材分野では、国内市場において土木・農業・水産・包材分野ならびに不織布関連商材が堅調に推移しました が、膜材関連の装飾テントやフィルター分野は低調でした。また海外市場については、ショートカットファイバーや炭 素繊維等の機能素材が旺盛な需要を受け、好調に推移しました。
生活資材分野では、ワイピング関連用途や、大手コンビニとの新たな取り組みとなるフェイスマスク等の用途が伸長 しました。またインテリア関連では、床資材や壁装は堅調に推移しましたが、カーテン商材の販売が苦戦を強いられま した。
化成品分野では、年度後半より中国での電子部品生産調整の影響を受け、フィルム販売が苦戦しました。また樹脂関 連についても、電子部品の梱包材用途がリサイクル率の上昇により低調な推移となりました。一方、設備機械の販売は 堅調に推移しました。
⑤その他:売上高756億円、営業利益65億円
IT事業は、ネットビジネス分野において電子書籍の売上が順調に拡大する等、堅調な推移となりました。ITサー ビス分野においては、病院向けの「がん患者指導管理支援システム」を開発し販売を開始したほか、地域包括ケア領域 では㈱ソラストと業務・資本提携しました。また、統合業務ソフトウェアパッケージ「GRANDIT」については、マイナ ンバー対応等の製品強化を図るとともに開発・販売パートナーの拡充を進めました。加えて、IoT*領域ではクラウドサ ービスを提供するAfero, Inc.と事業提携する等、事業領域の拡大を推進しました。その一方で、事業構造改革の一環 として、自社保有のデータセンターを活用したサービスの提供終了を決定しました。
新事業ではリチウムイオンバッテリー用セパレータ「リエルソート」の販売が順調に拡大しました。また自社開発に よる微多孔膜(メンブレン)の製膜技術を基にして、ポリエチレンを用いた高機能メンブレンを開発し、製品ブランド
「miraim(ミライム)」として本格展開を図っています。
ヘルスケアの分野においては、埋め込み型医療機器、医療材料複合医薬品等、新たな事業分野の創出を目指し研究開 発活動を推進しています。整形外科領域では、人工関節の事業展開に向け、昨年4月に帝人ナカシマメディカル㈱を設 立しました。ナカシマホールディングス㈱との合弁会社となる同社においては、戦略的な営業体制の構築を図るととも に、両社の技術シナジーを活かした製品開発を推進しています。また循環器領域では、心臓修復パッチの開発につい て、経済産業省の医工連携事業化推進事業として継続的に取り組んでいます。
2次元通信シート「セルフォーム」を活用した棚管理システム「レコピック」については、入出庫・在庫状況・所在 把握を正確かつ効率的に管理できる性能を活かし、図書・機密文書や医療機器等の物品の管理システムへの展開を進め ています。
* IoT (Internet of Things) : 世の中に存在するさまざまなモノがインターネットにつながることによって実現される全てのサービスを 指す。
3)次期の見通し
①全社業績見通し (単位:億円)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
当期純利益
平成29年3月期 7,750 580 580 360
平成28年3月期 7,907 671 603 311
差 △157 △91 △23 +49
増減率 △2.0% △13.6% △3.8% +15.8%
平成28年度のマクロ環境は、引き続き新興国での景気減速が見込まれる中、世界的な景気の停滞が長期に渡る懸念が 高まっています。過剰設備・過剰債務を抱える中国経済はなおも下振れリスクを内包しており、また短期的には各国金 融政策のもたらす市場への影響や、為替・原油価格の大きな変動も引き続き注視していく必要があります。
このような状況のもと、帝人グループでは平成26年11月に公表した修正中期計画に基づき、引き続き構造改革と発展 戦略に取り組んでいます。平成29年3月期は同計画の最終年度として、構造改革の着実な実行に加え、主力製品・サー ビスの販売拡大を通じて期間損益の最大化を図ります。また同時に、積極的な発展戦略投資を推進し、将来の発展に向 けた布石を打っていきます。
平成29年3月期の通期見通しは、売上高は7,750億円(前年比2.0%減)、営業利益は580億円(同13.6%減)、経常 利益は580億円(同3.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は360億円(同15.8%増)となる見込みです。なお、 通期の為替レートは1米ドル=110円、1ユーロ=122円、また原油価格(Dubai)は通期平均で、バレル当り45米ドル を想定しています。
②セグメント別業績見通し (単位:億円)
売上高 営業利益
第2四半期(累計) 通期 第2四半期(累計) 通期
高 機 能 繊 維 ・ 複 合 材 料 650 1,350 75 185
電 子 材 料 ・ 化 成 品 700 1,400 75 135
ヘ ル ス ケ ア 700 1,450 140 300
製 品 1,300 2,800 25 60
計 3,350 7,000 315 680
そ の 他 350 750 10 65
消 去 又 は 全 社 ― ― △85 △165
合 計 3,700 7,750 240 580
(2)財政状態に関する分析
1)資産、負債、純資産及びキャッシュ・フローに関する分析
①資産、負債、純資産
総資産は8,234億円となり、前期末に比べ3億円減少しました。資金収支の黒字により現預金等は増加しましたが、減 損処理や投資有価証券の評価差により固定資産が減少しました。
負債は前期末比110億円減少し、5,090億円となりました。この内借入金、社債等の有利子負債は、社債の償還に加 え、外貨建て有利子負債の為替変動影響(円高)等もあり、同49億円減少し3,033億円となりました。
純資産は3,144億円となり、前期末に比べ108億円増加しました。この内「株主資本」に「その他の包括利益累計額」 を加えた自己資本は、3,001億円と前期末比130億円増加しました。これは親会社株主に帰属する当期純利益による増加 が、「有価証券評価差額金」や「為替換算調整勘定」等の減少により一部相殺されたことによるものです。
②キャッシュ・フロー
当期の営業活動によるキャッシュ・フローは、当期純利益の大幅増加に、減価償却費や減損損失といった非資金項目 を加え、合計で806億円の資金収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得等により403億円の資金支出となりました。 この結果、営業活動に投資活動を加えたキャッシュ・フローは403億円の資金収入となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローについては、社債の発行及び償還、長短借入金の借入・返済と配当金支払い等の 差し引きで、83億円の資金支出となりました。
またこれらの結果、現金及び現金同等物に係る換算差額等も加え、最終的な現金及び現金同等物の増加額は304億円 となりました。
2)財政状態の見通し
平成29年3月期は、財務健全性の維持・向上に引き続き留意しつつ、発展戦略に基づき将来の成長に貢献する有望な 投資やプロジェクトに積極的に取り組み、ROA6.9%、ROE11.3%、D/Eレシオ0.9を目指します。
3)キャッシュ・フロー関連指標の推移 平成24年
3月期
平成25年 3月期
平成26年 3月期
平成27年 3月期
平成28年 3月期
平成29年 3月期
(見通し)
ROA 4.5% 1.6% 2.4% 4.9% 8.2% 6.9%
ROE 4.2% △10.3% 3.0% △2.8% 10.6% 11.3% D/Eレシオ 0.89 1.00 1.00 1.07 1.01 0.9 自己資本比率 38.3% 35.6% 36.7% 34.9% 36.4% 38.5% 時価ベースの自己資本比率 37.8% 31.3% 34.9% 43.5% 43.1% ― キャッシュ・フロー
対有利子負債比率 4.9 4.2 7.3 4.1 3.8 ―
インタレスト・
カバレッジ・レシオ 10.9 18.4 10.5 23.8 32.5 ―
(注)各指標はいずれも当社連結ベースの財務数値を用いて算出しています。
・ROA:営業利益/期首・期末平均総資産
・ROE:親会社株主に帰属する当期純利益/期首・期末平均自己資本
・D/Eレシオ:期末有利子負債/期末自己資本
・自己資本比率:(期末純資産の合計-期末新株予約権-期末非支配株主持分)/期末総資産
・時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/時価ベースの総資本
※株式時価総額・・・期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)にて算出。
※時価ベースの総資本・・・期末自己資本を時価ベースに置き換えて算出。
・キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
※営業キャッシュ・フロー・・・連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用。
・インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
※利払い・・・連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用。
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 1)利益配分に関する基本方針:
当社は、「連結業績に連動した配当」を基本とし、「財務体質の健全性や中長期の配当の継続性、将来の成長戦略投 資に必要な内部留保の確保」を総合的に勘案し配当を実施いたします。
2)当期及び次期の配当予想:
当期の期末の配当金は1株当たり4.0円を実施させていただきます。これにより中間配当金と合わせた年間の配当金 は、7.0円となります。また、次期配当金につきましては、次期連結業績見通しを前提として、中間配当金5.0円及び期 末配当金5.0円の合計で、通期配当金は10.0円となる見通しです。
(4)事業等のリスク
業績等に影響を与える可能性のある重要な要因には、以下の事項があります。なお、業績に影響を与える要因はこれ らに限定されるものではありません。
1)競合・市況変動にかかるもの
帝人グループは、外部環境の変化に左右されない企業体への転換を図っていますが、一部で市況製品を展開してお り、景気動向、他社との競合に伴う市場価格の変動が事業業績に影響を及ぼす可能性があります。
特に、景気や他社との競合という観点からは、ポリエステル繊維、ポリエステルフィルム、ポリカーボネート樹脂と いった汎用素材の分野では、販売量、売値及び原燃料調達価格に関し変動を受ける構造となっています。また、これら の事業は、製造原価に占める原燃料コストのウェイトが高いため、原油価格の動向により、損益に大きな影響を受ける 可能性があります。
また、帝人グループの素材事業は中間財が多く、末端需要の拡大・縮小が各段階での在庫調整により実体経済以上に 増減する可能性があります。
加えて、ヘルスケア事業は、公定価格水準の変動といった価格変動要因以外にも他社との競争はますます激化してお り、売値下落のリスクがあります。
また、為替や金利の変動が、帝人グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
2)製品の品質にかかるもの
帝人グループでは、帝人㈱及び帝人ファーマ㈱等の主要な子会社に、他の部門から独立した専任の品質・信頼性保証 部門を設置し、厳格な品質管理基準に基づき、事業活動全般における品質保証を確保する体制を敷いています。しかし ながら、全ての製品・サービスにおいて、予期し得ない重大な品質問題が発生する可能性を排除することはできませ ん。従って、そうした製品・サービスの欠陥が、業績、財務状況、社会的評価等に悪影響を及ぼす可能性があります。
3)研究開発にかかるもの
帝人グループでは、技術を核とした持続的成長を実現するための研究開発に、積極的に経営資源を投入しています。 しかしながら、そうした研究開発の成果が目標から大きく乖離した場合には、業績等に影響を及ぼす可能性がありま す。
特に医療用医薬品の開発には、多額の費用と長い期間がかかるうえ、創薬研究において、有用な化合物を発見できる 可能性は決して高くありません。また、臨床試験の結果、予測していた有効性が証明できない、あるいは予測していな い副作用が発現した等の理由で承認申請を断念しなければならない可能性があります。また、承認申請した後でも審査 の過程で承認されない、また、市販後調査の結果、承認が取り消される可能性があります。
4)海外活動にかかるもの
帝人グループは、中国、タイ等の東南アジア、ドイツ・オランダ等の欧州、米国等海外で事業展開しており、これら 海外での活動について為替変動に係るリスクのほか、特に中国及び東南アジアの各国においては、次のようなリスクが あります。そのため、これらの事象が発生した場合は、帝人グループの経営成績及び財務状況等に悪影響を及ぼす可能 性があります。
・予期しない法律・規制の施行、不利な影響を及ぼす租税制度の変更
・経済変動、政変・テロ・戦争等による社会的混乱
5)事故・災害にかかるもの
帝人グループは、グループ共通の防災に関するガイドラインを整備し、防災診断、地震対策、火災予防等の未然防止 対策や防災教育、防災訓練、防火設備強化等の拡大防止対策を積極的に推進しています。しかしながら、万一、大規模 な自然災害や不慮の事故等により生産設備が損害を受けた場合や原材料の供給等サプライチェーンに大きな障害が生じ た場合は、帝人グループの経営成績及び財務状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。
2.企業集団の状況
当社の企業集団は当社、子会社124社及び関連会社29社で構成されています。その事業は高機能繊維・複合材料、電 子材料・化成品、ヘルスケア分野における製品の製造・加工・販売、及び主に流通・リテイルを担う製品事業を中心と し、その他にシステムソフトウェア開発等の情報関連事業や物流、印刷等の事業を展開しています。帝人グループの事 業別に見た位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりです。
高機能繊維・複合材料事業 :Teijin Aramid B.V.等連結子会社6社、非連結子会社4社及び関連会社2社はアラミド繊 維(糸・綿・織編物等)の製造・販売を行っています。東邦テナックス㈱等連結子会社4 社、非連結子会社3社は炭素繊維製品の製造・販売等を行っています。ユニオンタイヤコ ード㈱等連結子会社7社、非連結子会社2社及び関連会社1社はポリエステル繊維(産業 資材)等の製造・販売を行っています。帝人コードレ㈱(連結子会社)及び関連会社1社は その他の製造・販売を行っています。
電子材料・化成品事業 :帝人デュポンフィルム㈱等連結子会社2社及びDuPont Teijin Films U.S. Limited Partnership等関連会社6社はフィルムの製造・販売を行っています。非連結子会社2社は フィルムの販売を行っています。フィルム加工㈱(非連結子会社)はポリエステルフィル ム等の加工等を行っています。TEIJIN POLYCARBONATE CHINA Ltd.等連結子会社3社及び関 連会社2社は樹脂・樹脂製品等を製造・販売しています。広島プラスチック㈱等連結子会 社2社はプラスチックの成形加工を行っています。連結子会社7社は樹脂製品の販売、関 連会社1社は樹脂製品の開発・販売を行っています。錦海化学㈱(連結子会社)は化学薬 品等の製造・販売を行っています。
ヘルスケア事業 :帝人ファーマ㈱、帝人在宅医療㈱等連結子会社6社、非連結子会社5社及び関連会社3社 は医薬品・在宅医療機器の製造・販売及び在宅医療サービス等を行っています。Teijin America, Inc.(連結子会社)は新薬の臨床開発を行っています。
製品事業 :帝人フロンティア㈱、㈱テイジンアソシアリテイル、㈱帝健等連結子会社15社、非連結子 会社16社及び関連会社6社は繊維製品等の企画・加工及び販売を行っています。
その他 :インフォコム㈱等連結子会社2社、非連結子会社10社及び関連会社3社は、情報システム の運用・開発・メンテナンスを行っています。帝人エンジニアリング㈱等連結子会社3社 及び非連結子会社2社は機械の製造・販売・メンテナンス等を行っております。帝人ナカ シマメディカル㈱等連結子会社2社、非連結子会社2社及び関連会社3社は、その他の製 造・販売等を行っています。帝人物流㈱(連結子会社)及び非連結子会社1社は、帝人グ ループ製品の運送・保管を行っています。その他連結子会社6社、非連結子会社7社及び 関連会社1社は印刷等を行いグループ内外にそのサービスを提供しています。
以上に述べた 企業集団の状況 を概要図 示す 次の おり す。
◎ . . ◎帝人フルンツァア㈱
◎㈱ツアジンアソサアヨツアル
他 11社 ◎㈱帝健
◎南通帝人有限公司
他 社
◎ ( )
◎ ( )
△スポノウツアジンツキノ㈱
他 社
◎東邦ツトッキス㈱
◎
他 社 ◎帝人ヅュホンファルマ㈱
◎ .
○ファルマ加工㈱
◎帝人コヺデリ㈱ △ . .
他 1社 △
. . 他 社
◎ Y .
◎アンフェコマ㈱ ◎広島プラスチッキ㈱
◎帝人フゟヺボ㈱ 他 1 社 △ウァンツッキホヨボヺ㈱
◎帝 製薬㈱
◎帝人在宅医療㈱ 他 1 社
◎ . . ◎帝人ウンジドアヨング㈱
◎ , . ◎帝人物流㈱
△ . . 他 16社
他 社
◎ , . (子会社) 12 社
◎ , . ◎ . . (関連会社) 29社
◎帝人(中国)投資有限公司
◎帝人ナカシマメディカル㈱
製品・原料等の流れ 他 社 ※ ◎印:連結子会社 ○印:非連結子会社
サヺビス等の流れ △印:関連会社
海外持株会社
機械・エン アリングの製造・販売、物流等 医薬品・在宅医療機器の製造・販売、 情報システムの運用・開発・メンテ ンス
在宅医療サービス等
その他の製造・販売等 新薬の臨床開発
その他
ヘルスケア事業 その他
(15社) (43社)
樹脂、樹脂製品、化学薬品の製造・加工・販売等 ポリエステル繊維(産業資材)の
製造・加工・販売等
高機能繊維・複合材料 電子材料・化成品事業
炭素繊維製品の製造・販売等 (27社)
ヘ
帝人㈱
ル ス ケ ア
電 子 材 料
・ 化 成 品
フィルムの製造・加工・販売等
その他の製造・販売等
高機能繊維・複合材料事業 製品事業
(31社) (37社)
アラ ド繊維の製造・加工・販売等 繊維製品等の企画・加工・販売等
製品
製品 原料
原料
3.経営方針
(1)会社の経営の基本方針
帝人グループは、「人と地球環境に配慮した化学技術の向上と、社会と顧客が期待している解決策の提供により、本 当の価値を実現することに挑戦し続けること」を通じて企業理念として、「人間への深い理解と豊かな想像力をもって クォリティ・オブ・ライフの向上に努める*1」企業となることを目指しています。
この企業理念のもと、「持続的な企業価値の増大」を図るために帝人グループは、「事業戦略」、「コーポレ ート・ガバナンス」、「CSR*2」の三つを軸として事業運営を行います。また、これを通じ各ステークホルダー*3と の信頼関係の構築に努めます。
*1 企業理念は、「クォリティ・オブ・ライフ」を中心として「社会とともに成長します」「社員とともに成長します」の3つです。
*2 CSR: 環境・安全・健康、コンプライアンス(社会規範・倫理・法令等の遵守)、社会貢献等の社会的責任
*3 ステークホルダー: 株主、従業員、債権者、顧客を含む取引先、消費者、地域社会等の利害関係者
(2)目標とする経営指標
帝人グループは、ROA、ROE、またD/Eレシオを重要な経営指標として位置づけています。
(3)対処すべき課題 1)短期での取り組み
「重点戦略事業」として位置づける高機能繊維・複合材料事業では、航空機、自動車、インフラ関連といった成長分 野での拡販に注力します。同じく、ヘルスケア事業では成長ドライバーである高尿酸血症・痛風治療剤や睡眠時無呼吸 症候群(SAS)治療器の販売拡大に引き続き注力します。
「基幹事業」と位置付ける製品事業、IT事業では、それぞれの事業分野での収益拡大に取り組むとともに、重点戦 略事業との連携強化を図っていきます。
「再構築事業」とした電子材料・化成品事業及び原料重合事業においては、構造改革の着実な実行に加え、事業構造 の変革を更に推し進めます。
2)中長期での取り組み
帝人グループでは、平成26年11月に、構造改革と発展戦略を柱とする、平成29年3月期までの「修正中期計画」を策 定し、公表しました。
a) 構造改革
構造改革の狙いは、帝人グループがこれまで培ってきた「強み」を正しく認識し、強化して、将来の成長・発展の ための基礎を築きあげることです。そのため、帝人グループの各事業を「市場の成長性」「競争優位性」「収益性」 の観点から徹底的に絞り込み、成長分野への経営資源の集中を行っていきます。そうした絞り込みの結果として、生 産・開発拠点の統廃合を推進しています。
平成28年3月期までにすでに45億円の営業利益改善効果を実現しましたが、平成29年3月期には更に80億円を加え た累計125億円の効果発現を見込んでいます。(平成27年3月期対比)。
b) 発展戦略
帝人グループは、素材・ヘルスケア・ITの3つの領域を併せ持つユニークな企業体です。これまでは、各々が個 別の事業として成長を図ってきましたが、今後は各領域での強み・優位性を融合することにより、「環境・省エ ネ」、「安心・安全・防災」、「少子高齢化・健康志向」といった重点領域において、帝人グループにしか出来ない 新しいユニークなビジネスの創出を目指し、これらの分野に今後も積極的な資源投入を行っていきます。
c) 中期経営目標
修正中期計画では、構造改革の成果及び重点戦略事業を中心とした既存事業の成長により、平成29年3月期の目標 として、営業利益500億円、ROE8%以上の実現を目指していましたが、平成28年3月期にはこれを前倒しで達成 しました。平成29年3月期も、当初目標を上回る営業利益580億円、ROE11.3%の実現を目指して事業運営を進め ていきます。
d) 次期中期経営計画
修正中期計画の最終年度となる本年度においては、中長期での更なる成長に向けた次期中期経営計画を策定するこ とも大きな課題となります。この策定プロセスにおいて成長シナリオの具現化を行い、ソリューション提供型事業体 への転換に向けた道筋をより明確化していきます。
4.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、将来のIFRS適用に備え、現行のグループ会計方針との差異分析等の整理を実施しており、その適用時期につ いても検討を進めています。
記載されている商品の名称、サービスの名称等は、帝人グループの商標もしくは登録商標です。またはその他の 商品の名称、サービスの名称等は、各社の商標もしくは登録商標です。
5.連結財務諸表
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円) 前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度 (平成28年3月31日) 資産の部
流動資産
現金及び預金 45,719 72,122
受取手形及び売掛金 172,139 164,536
有価証券 25,000 29,000
商品及び製品 78,357 85,965
仕掛品 8,194 7,738
原材料及び貯蔵品 28,781 26,738
短期貸付金 16,421 15,811
繰延税金資産 7,123 8,256
その他 25,375 21,351
貸倒引当金 △1,108 △1,015
流動資産合計 406,004 430,504
固定資産 有形固定資産
建物及び構築物(純額) 60,752 58,631
機械装置及び運搬具(純額) 71,111 70,751
土地 43,810 43,080
建設仮勘定 10,246 8,475
その他(純額) 22,962 22,327
有形固定資産合計 208,883 203,267
無形固定資産
のれん 9,408 7,296
その他 11,218 9,356
無形固定資産合計 20,627 16,653
投資その他の資産
投資有価証券 119,915 109,053
長期貸付金 2,199 2,271
退職給付に係る資産 34,584 32,552
繰延税金資産 3,874 4,278
その他 30,533 27,013
貸倒引当金 △2,927 △2,166
投資その他の資産合計 188,179 173,004
固定資産合計 417,689 392,924
資産合計 823,694 823,429
(単位:百万円) 前連結会計年度
(平成27年3月31日) (平成28年3月31日) 当連結会計年度 負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 75,495 71,394
短期借入金 56,427 55,527
1年内返済予定の長期借入金 20,570 27,493
1年内償還予定の社債 21,059 -
未払法人税等 6,680 6,238
繰延税金負債 33 52
未払費用 21,052 24,996
その他 40,236 42,493
流動負債合計 241,555 228,196
固定負債
社債 55,188 55,148
長期借入金 153,517 163,645
事業構造改善引当金 14,683 12,555
退職給付に係る負債 30,407 30,440
資産除去債務 6,860 2,405
繰延税金負債 6,289 5,640
その他 11,557 10,984
固定負債合計 278,503 280,820
負債合計 520,059 509,017
純資産の部 株主資本
資本金 70,816 70,816
資本剰余金 101,447 101,473
利益剰余金 101,201 127,377
自己株式 △426 △354
株主資本合計 273,039 299,312
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 24,226 17,754
繰延ヘッジ損益 △2,569 △1,303
為替換算調整勘定 △8,102 △15,073
退職給付に係る調整累計額 479 △578
その他の包括利益累計額合計 14,034 799
新株予約権 844 837
非支配株主持分 15,716 13,462
純資産合計 303,635 314,412
負債純資産合計 823,694 823,429
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円) 前連結会計年度
(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
当連結会計年度 (自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
売上高 786,171 790,748
売上原価 569,499 536,309
売上総利益 216,672 254,439
販売費及び一般管理費 177,586 187,309
営業利益 39,086 67,130
営業外収益
受取利息 622 654
受取配当金 1,308 1,656
持分法による投資利益 2,435 -
為替差益 1,031 -
デリバティブ評価益 2,663 -
雑収入 1,109 1,442
営業外収益合計 9,170 3,753
営業外費用
支払利息 3,067 2,419
持分法による投資損失 - 2,943
為替差損 - 889
寄付金 903 851
デリバティブ評価損 - 1,276
雑損失 1,907 2,185
営業外費用合計 5,877 10,567
経常利益 42,378 60,316
特別利益
固定資産売却益 748 305
投資有価証券売却益 94 70
減損損失戻入益 95 3,265
その他 19 879
特別利益合計 958 4,521
特別損失
固定資産除売却損 1,283 2,865
投資有価証券評価損 4 567
減損損失 30,375 7,565
事業構造改善費用 16,759 5,506
その他 1,842 2,752
特別損失合計 50,264 19,257
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損
失(△) △6,927 45,580
法人税、住民税及び事業税 11,521 13,069
法人税等調整額 △8,446 3,289
法人税等合計 3,074 16,358
当期純利益又は当期純損失(△) △10,002 29,222
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △1,915 △1,867
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に
帰属する当期純損失(△) △8,086 31,090
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
当連結会計年度 (自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
当期純利益又は当期純損失(△) △10,002 29,222
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 13,467 △6,483
繰延ヘッジ損益 △3,586 1,266
為替換算調整勘定 3,995 △6,056
退職給付に係る調整額 1,737 △2,074
持分法適用会社に対する持分相当額 421 △74
その他の包括利益合計 16,035 △13,422
包括利益 6,033 15,799
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 7,832 17,855
非支配株主に係る包括利益 △1,798 △2,055
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
(単位:百万円) 株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 70,816 101,429 111,754 △435 283,564
会計方針の変更による累積
的影響額 1,465 1,465
会計方針の変更を反映した当
期首残高 70,816 101,429 113,219 △435 285,029
当期変動額
剰余金の配当 △3,930 △3,930
親会社株主に帰属する当期
純損失(△) △8,086 △8,086
自己株式の取得 △23 △23
自己株式の処分 18 32 50
株主資本以外の項目の当期 変動額(純額)
当期変動額合計 - 18 △12,017 9 △11,989
当期末残高 70,816 101,447 101,201 △426 273,039
その他の包括利益累計額
新株予約権 非支配株主
持分 純資産合計
その他有価 証券評価差 額金
繰延ヘッジ 損益
為替換算調 整勘定
退職給付に係 る調整累計額
その他の包 括利益累計 額合計
当期首残高 10,758 1,017 △13,025 △634 △1,884 737 17,694 300,112 会計方針の変更による累積
的影響額 1,465
会計方針の変更を反映した当
期首残高 10,758 1,017 △13,025 △634 △1,884 737 17,694 301,577 当期変動額
剰余金の配当 △3,930
親会社株主に帰属する当期
純損失(△) △8,086
自己株式の取得 △23
自己株式の処分 50
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額) 13,467 △3,586 4,923 1,113 15,918 106 △1,977 14,047 当期変動額合計 13,467 △3,586 4,923 1,113 15,918 106 △1,977 2,057 当期末残高 24,226 △2,569 △8,102 479 14,034 844 15,716 303,635
当連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
(単位:百万円) 株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 70,816 101,447 101,201 △426 273,039
会計方針の変更による累積
的影響額 -
会計方針の変更を反映した当
期首残高 70,816 101,447 101,201 △426 273,039
当期変動額
剰余金の配当 △4,914 △4,914
親会社株主に帰属する当期
純利益 31,090 31,090
自己株式の取得 △41 △41
自己株式の処分 26 112 138
株主資本以外の項目の当期 変動額(純額)
当期変動額合計 - 26 26,175 71 26,273
当期末残高 70,816 101,473 127,377 △354 299,312
その他の包括利益累計額
新株予約権 非支配株主
持分 純資産合計
その他有価 証券評価差 額金
繰延ヘッジ 損益
為替換算調 整勘定
退職給付に係 る調整累計額
その他の包 括利益累計 額合計
当期首残高 24,226 △2,569 △8,102 479 14,034 844 15,716 303,635 会計方針の変更による累積
的影響額 -
会計方針の変更を反映した当
期首残高 24,226 △2,569 △8,102 479 14,034 844 15,716 303,635 当期変動額
剰余金の配当 △4,914
親会社株主に帰属する当期
純利益 31,090
自己株式の取得 △41
自己株式の処分 138
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額) △6,471 1,265 △6,971 △1,057 △13,234 △7 △2,254 △15,496 当期変動額合計 △6,471 1,265 △6,971 △1,057 △13,234 △7 △2,254 10,776 当期末残高 17,754 △1,303 △15,073 △578 799 837 13,462 314,412
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円) 前連結会計年度
(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
当連結会計年度 (自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日) 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純
損失(△) △6,927 45,580
減価償却費及びその他の償却費 43,030 38,893
減損損失 30,375 7,565
減損損失戻入益 △95 △3,265
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 5,420 603
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △2,781 △1,776
貸倒引当金の増減額(△は減少) △1,917 △753
事業構造改善引当金の増減額(△は減少) 14,683 974
受取利息及び受取配当金 △1,931 △2,310
支払利息 3,067 2,419
持分法による投資損益(△は益) △2,435 2,943
デリバティブ評価損益(△は益) △2,663 1,276
固定資産除売却損益(△は益) 535 2,559
投資有価証券売却損益(△は益) 39 9
投資有価証券評価損益(△は益) 4 567
売上債権の増減額(△は増加) 1,050 2,998
たな卸資産の増減額(△は増加) 6,766 △6,933
仕入債務の増減額(△は減少) △9,626 △550
退職給付制度移行未払金の増減額(△は減少) △2,082 △2,015
その他 2,897 1,366
小計 77,410 90,153
利息及び配当金の受取額 7,067 6,588
利息の支払額 △3,189 △2,481
法人税等の支払額 △5,258 △13,619
営業活動によるキャッシュ・フロー 76,030 80,640
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △26,527 △31,895
有形固定資産の売却による収入 751 668
無形固定資産の取得による支出 △2,364 △2,801
投資有価証券の取得による支出 △22,052 △2,406
投資有価証券の売却による収入 1,575 848
短期貸付金の増減額(△は増加) 2,434 △2,643
長期貸付けによる支出 △1,908 △59
長期貸付金の回収による収入 329 188
その他 △1,861 △2,223
投資活動によるキャッシュ・フロー △49,624 △40,322
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △36,295 3,146
社債の発行による収入 59,210 -
社債の償還による支出 △19,809 △20,770
長期借入れによる収入 37,534 36,707
長期借入金の返済による支出 △25,805 △21,820
配当金の支払額 △3,930 △4,914
非支配株主への配当金の支払額 △200 △284
その他 △309 △380
財務活動によるキャッシュ・フロー 10,393 △8,316
現金及び現金同等物に係る換算差額 786 △1,970
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 37,586 30,030
現金及び現金同等物の期首残高 32,975 70,561
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
額(△は減少) - 363
現金及び現金同等物の期末残高 70,561 100,955